総合内科カンファレンス

総合プロブレム方式を用いたカンファレンスの記録

本ブログの目的
1)「総合プロブレム方式」の定義・規則の説明
2)実際の使用方法(=カンファレンス)の提示・解説


総合プロブレム方式とは
1)患者の医学的構造を正しく理解することを目的する思考様式。
2)カルテ記載を規則に則り行うことで、その思考様式が遵守される。
3)基礎資料、プロブレム(=病気)をその主要な構成要素とする。
4)基礎資料は以下の4要素から成る:病歴、過去の資料、身体所見、ルーチン検査所見
5)プロブレム=病気とし、プロブレムリスト=患者の医学構造である。


caseを提示する意図
1)caseでは実際に作成された基礎資料を簡略化し提示する。
2)基礎資料の中に、幾つ病気があるか考え、病気1つに対し1つの名(=プロブレム)を与え、時系列に並べたものがプロブレムリストである。
3)初期段階で立てたプロブレムリスト(=初期プロブレムリスト)が、どのような考察へ経て最終的なリストに展開されていくかを示す。
4)その際、重要となるのが「診断プロセスリスト」である。

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